立命館大学は、2027年度の一般編入学・転入学試験を理工学部のみで実施する予定です。理工学部以外の学部・学科では実施されないため、「立命館大学に編入したい」と考えている場合、まず理工学部が志望分野と合致するかどうかを確認することが最初のステップになります。本記事では、立命館大学理工学部の編入学試験について、出願資格・試験科目・日程・対策のポイントを解説します。
立命館大学の編入学試験は理工学部のみ実施
立命館大学の入試情報サイトによれば、2027年度の一般編入学・転入学試験は理工学部のみで実施され、理工学部以外の学部・学科では実施されないと明記されています。年度によって実施学部が変わる可能性はありますが、少なくとも直近の年度では理工学部が唯一の編入学ルートです。
この試験は、日本国内の短期大学卒業(見込)者、高等専門学校卒業(見込)者、4年制大学の2年次修了(見込)者を選考の上、学部3年次からの編入学・転入学を許可する制度です。理工学部の中でどの学科を志望するかによって、必要な専門知識の分野が異なるため、志望学科を早期に絞り込んでおくことが対策の第一歩になります。
出願資格
出願資格は、以下のいずれかに該当する人が対象です。
- 日本国内の短期大学を卒業した者、または卒業見込みの者
- 高等専門学校を卒業した者、または卒業見込みの者
- 4年制大学に2年以上在学し、2年次を修了した者、または修了見込みの者
高専の理系学科出身者にとっては、伝統的に主要な編入先候補のひとつです。また、他大学の理工系学部に在籍中で、立命館大学理工学部に移りたいという転入学希望者も対象に含まれています。詳細な出願資格の条件(学科の指定等)は、6月下旬に公開される入学試験要項で必ず確認してください。
試験科目
試験科目は、筆記試験(専門科目)と、英語外部資格試験(TOEIC® Listening and Readingテスト)のスコアを総合的に判定するという構成です。大学独自の英語試験を作成する代わりに、TOEIC L&Rのスコアを活用している点が特徴です。
専門科目の筆記試験は、志望する学科の専門分野に基づいた出題になると考えられます。理工学部には複数の学科(機械工学・電気電子工学・情報理工系等)があり、学科ごとに求められる専門知識が異なるため、志望学科の専門科目シラバスを確認し、出身校で未履修の分野がないかを早めにチェックしておくことをおすすめします。TOEICについては、専門科目対策と並行して、できるだけ早期にスコアメイクに着手する必要があります。
試験日程
2027年度入学分の試験日程は、出願期間が2026年10月16日~10月23日、選考試験日が2026年11月29日、合格発表が2026年12月10日です。入学手続は第1次が12月10日~12月24日、第2次が2027年3月9日~3月18日という2段階になっています。
入学手続が2段階に分かれている点は珍しい仕組みです。第1次で一部手続きを済ませ、第2次(翌年3月)で残りの手続きを完了させる流れになっていると考えられるため、詳細は合格後に送付される案内を必ず確認してください。試験日が11月末、合格発表が12月上旬というスケジュールは、多くの国公立大学の編入試験(秋実施)と時期が近いため、併願を検討する場合はスケジュールが重ならないか事前に確認しておく必要があります。
出願の流れと注意点
立命館大学の編入学・転入学試験要項は、例年6月下旬に入試情報サイトで公開されます。要項が公開されたら、出願資格の詳細(学科の指定等)と、TOEICスコアの提出条件(必要スコアや証明書の形式等)を早期に確認しましょう。
- すべきこと:6月下旬の要項公開を待たず、TOEIC対策だけは先行して早期に始めておく(TOEICは年間複数回実施され、スコアメイクに時間がかかるため)
- してはいけないこと:出願期間(10月中旬)になって初めてTOEICのスコアが必要だと気づき、間に合わせのスコアで出願する
TOEICのスコアには有効期限が設けられていることが一般的です。出願時点で有効なスコアを提出できるよう、受験タイミングを逆算して計画しておくことが重要です。
立命館大学理工学部編入学試験の対策のポイント
この試験の合否は、専門科目の筆記試験とTOEICスコアの総合判定で決まります。どちらか一方に偏った対策ではなく、両方をバランスよく進める必要があります。
- すべきこと:志望学科の専門科目シラバスを確認し、出身校での既修得内容とのギャップを早期に洗い出す
- してはいけないこと:「TOEICは受ければなんとかなる」と後回しにし、専門科目対策だけに時間を使ってしまう
理工学部は学科によって専門分野が大きく異なるため、過去の合格体験記等(大学が公式に公開しているものではない場合、内容の正確性には注意が必要)を参考にしつつ、あくまで公式の入学試験要項の記載を最優先の情報源として対策を進めてください。
よくある質問
Q. 理工学部以外の学部に編入することはできますか?
A. 2027年度の一般編入学・転入学試験は理工学部のみで実施され、他学部・学科では実施されないと公式に案内されています。他学部を志望する場合は、年度によって実施状況が変わる可能性があるため、最新の入試情報サイトを確認してください。
Q. TOEICは何点あれば出願できますか?
A. 具体的な必要スコアは、6月下旬に公開される入学試験要項で確認する必要があります。専門科目対策と並行して、早めにTOEIC対策を進めておくことをおすすめします。
Q. 4年制大学に在学中でも出願できますか?
A. はい。4年制大学に2年以上在学し、2年次を修了した(または修了見込みの)人も出願資格に含まれています。在籍中の大学から立命館大学理工学部への転入学を希望する場合の選択肢になります。
Q. 入学手続が2段階に分かれているのはなぜですか?
A. 詳細な理由は公表されていませんが、第1次(12月)と第2次(翌年3月)に分けて手続きを行う仕組みになっています。合格後に送付される案内で詳細を確認してください。
Q. 併願は可能ですか?
A. 制度上、他大学との併願自体は可能と考えられますが、試験日(11月末)が他の国公立大学の編入試験と近い時期になることがあるため、スケジュールが重ならないか事前に確認しておく必要があります。
まとめ
立命館大学の編入学・転入学試験は、2027年度時点で理工学部のみの実施となっており、出願資格(短大・高専・大学2年次修了者)、試験科目(専門科目筆記+TOEIC L&Rスコア)、日程(出願10月・試験11月末・発表12月上旬)が明確に定められています。TOEIC対策は要項公開を待たず早めに着手し、専門科目対策とバランスよく進めることが合格への鍵になります。
※本記事の実施学部・出願資格・日程等は掲載時点で立命館大学公式サイトに公開されていた情報(2027年度分)に基づきます。年度により内容が変更される場合があるため、出願の際は必ず立命館大学が公開する最新の入学試験要項をご確認ください。
監修者:スプリング・オンライン家庭教師 編集部
執筆者:スプリング・オンライン家庭教師 編集部

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