関西外国語大学は、英語を中心とした語学力を重視した編入学試験を実施している大学です。編入学試験には、関西外大短期大学部などからの「学内進学」と、他の大学・短大等からの「学外一般選考」という2つの経路があります。この記事では、両者の違いから、試験科目、選考スケジュール、対策のポイントまでを解説します。
関西外国語大学の3年次編入学制度の全体像
関西外国語大学の3年次編入学は、大きく分けて「学内進学」と「学外からの一般選考」の2つの経路があります。
学内進学は、関西外国語大学短期大学部などから引き続き4年制の学部へ進学する仕組みで、学業成績を中心とした推薦選考が行われます。一方、学外一般選考は、他大学・短期大学・専門学校などに在学する人を対象とした選考で、学外からの受験者と学内進学希望者がともに筆記試験を受ける回もあります。
- 学内進学:関西外大短期大学部等からの推薦選考が中心
- 学外一般選考:他大学・短大・専門学校等に在学する人が対象。筆記試験を実施
- 選考は年間を通じて複数回実施される
学内進学(推薦選考)の仕組み
学内進学の推薦選考は、主に関西外国語大学短期大学部に在学する学生を対象に、学業成績を中心に判定される選考です。9月・11月など、年度の早い時期から複数回のタイミングで実施されます。
在学中の成績が選考の重要な判断材料になるため、短期大学部に在学している段階から、日々の学業成績を意識しておくことが、学内進学ルートでの編入を目指す上での基本的な対策になります。
学外からの一般選考の仕組み
他の大学・短期大学・専門学校等に在学する人が関西外国語大学への編入を目指す場合は、学外一般選考を受験することになります。学外一般選考では、学内進学希望者とともに筆記試験(外国語)が課されます。
一般選考は11月と2月など、学内進学の推薦選考よりもやや遅い時期に実施される回が中心になります。学外からの受験を検討している場合は、実施時期・出願資格を早めに確認しておくことが重要です。
試験科目(学科別の外国語筆記試験)
関西外国語大学の編入学一般選考では、志望する学科に応じた外国語の筆記試験が課されます。
| 学科 | 試験科目 |
|---|---|
| 英米語学科 | 英語 |
| スペイン語学科 | スペイン語 |
| 英語国際学部 | 英語 |
| 中国語学科等 | 中国語 |
いずれの学科も、志望する言語そのものの運用能力を問う試験が中心です。一般入試とは異なり、複数科目の総合力ではなく、専攻する語学の実力そのものが強く問われる点が特徴です。試験科目の詳細・配点等は年度により変更される可能性があるため、必ず最新の募集要項でご確認ください。
出願資格
出願資格は、学内進学と学外一般選考で異なります。
- 学内進学:関西外大短期大学部等に在学し、一定の学業成績を満たす学生
- 学外一般選考:他大学・短期大学・専門学校等に在学(見込み)、または卒業(見込み)の人
学外一般選考の場合、出身校の種類や在学状況によって出願できる区分が異なることがあるため、志望する学科の最新の募集要項で、自分がどの区分に該当するかを確認することが重要です。
選考スケジュール(複数回のチャンス)
関西外国語大学の3年次編入学は、9月推薦選考・11月推薦選考・11月一般選考・2月一般選考など、年間を通じて複数回実施される傾向があります(年度・学科により実施回・日程は異なるため、必ず最新の募集要項で確認してください)。
- 9月・11月:主に学内進学者向けの推薦選考
- 11月・2月:学外からの受験者も対象となる一般選考
複数回のチャンスがある点は受験者にとって心強い一方、回によって対象者・試験内容が異なる場合があるため、「自分が出願できるのはどの回か」を早い段階で正確に把握しておくことが重要です。
語学力対策のポイント
関西外国語大学の編入学試験は、志望する言語そのものの運用能力が直接問われる試験です。対策のポイントは次のとおりです。
- 志望学科の言語について、読解・文法・語彙を総合的に底上げする
- 入手できる過去問・出題傾向の情報を早期に集める
- 英米語学科・英語国際学部志望の場合は、TOEIC等の資格試験対策と並行して学習を進める
一般入試の英語や他大学の編入試験とは出題形式が異なることもあるため、関西外国語大学特有の出題傾向を意識した対策が効果的です。すでに学んでいる言語がある場合は、その基礎力を土台にしつつ、大学レベルの読解力・記述力を磨いていくことが求められます。
よくある失敗・注意点
- 学内進学と学外一般選考の違いを理解せず、自分に合わない選考区分で準備を進めてしまう
- 複数回の選考機会があることに安心し、1回目の対策が手薄になる
- 志望学科の言語以外の対策に時間を割きすぎ、肝心の語学力強化が不十分になる
- 出願資格の詳細確認を後回しにし、出願直前に対象外だと気づく
関西外国語大学編入に向いている人
- 特定の言語(英語・スペイン語・中国語等)を継続的に学んできた人
- 語学力そのものを武器に、専門性を高めたい人
- 複数回の選考機会を活かし、計画的に対策を進められる人
よくある質問
学内進学と学外一般選考、どちらを受ければいいですか?
関西外国語大学短期大学部等に在学している人は学内進学(推薦選考)の対象になり得ます。他大学・短大・専門学校等に在学している人は学外一般選考が基本の経路です。自分がどちらに該当するかは、募集要項で必ず確認してください。
試験科目は英語だけですか?
いいえ、学科によって試験科目の言語が異なります。英米語学科・英語国際学部は英語ですが、スペイン語学科はスペイン語、中国語学科等は中国語というように、志望学科の専攻言語が出題されます。
選考は年に何回ありますか?
9月・11月・2月など、年間を通じて複数回実施される傾向があります。ただし回によって対象者や実施内容が異なる場合があるため、最新の募集要項で詳細を確認してください。
他大学に在学中でも出願できますか?
学外一般選考の対象として、他大学・短期大学・専門学校等に在学中の人も出願を検討できます。具体的な出願資格は年度ごとの募集要項で確認してください。
独学でも合格できますか?
独学での合格も不可能ではありませんが、志望言語の運用能力が直接問われる試験のため、継続的な学習と実戦的な演習が欠かせません。過去問演習や第三者による添削・指導を取り入れると、対策の精度を高めやすくなります。
まとめ|関西外国語大学編入は「語学力の継続的な強化」が鍵
関西外国語大学の編入学試験は、学内進学と学外一般選考という2つの経路があり、いずれも志望学科の専攻言語の運用能力が直接問われる試験です。複数回の選考機会がある一方、回によって対象者や内容が異なるため、早期の情報収集と計画的な語学力強化が合格への近道です。
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監修:スプリング・オンライン家庭教師 編集部(大学編入・大学院入試・医学部学士編入の専門指導)

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