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跡見学園女子大学編入は年2回実施|心理学部は対象外に注意

跡見学園女子大学の編入試験|対象学部・小論文・口述試験まとめ

「跡見学園女子大学に編入したいけれど、どの学部が対象なのか」「試験は小論文だけと聞いたが本当か」——跡見学園女子大学の編入学試験は、対象学部が限定される一方で年2回のチャンスがあり、試験も小論文と口述試験のみというユニークな制度です。この記事では、大学公式サイトの発表情報をもとに、対象学部・出願資格・試験科目・年2回の日程・学部別の対策法までを整理して解説します。特に「心理学部が対象外」という重要な注意点や、学力試験がない編入試験ならではの対策のコツをお伝えします。年2回の受験機会や女子大学ならではの制度もふまえ、志望者がまず何を確認すべきかを具体的に整理していきます。数値は年度により変わるため、出願前には必ず最新の募集要項でご確認ください。

目次

はじめに:跡見学園女子大学編入の全体像

跡見学園女子大学は、東京都文京区と埼玉県新座市にキャンパスを構える女子大学です。編入学とは、短期大学・高等専門学校・専修学校・四年制大学などで学んだ人が、途中の年次から大学に入り直す制度のことで、跡見学園女子大学もこの編入学試験を実施しています。あわせて、四年制大学の卒業者を対象とする「学士入学試験」も設けられており、両者は試験内容・検定料・日程が共通しています。

跡見学園女子大学の編入学試験を理解するうえで、最初に押さえておきたいポイントは大きく3つあります。第一に、対象となる学部・学科が限定されており、心理学部臨床心理学科は編入学試験を実施していないこと。第二に、編入学試験がⅠ期・Ⅱ期の年2回実施され、受験のチャンスが複数あること。第三に、試験科目が小論文(筆記)と口述試験のみで、いわゆる学力試験(英語や専門科目の筆記)が課されないことです。この3点を最初に理解しておくことで、対策の方向性が明確になります。

この記事では、まず対象学部・出願資格・日程といった「出願の可否と時期」に関わる情報を整理し、続いて小論文・口述試験という試験科目の特徴と具体的な対策法へと進みます。最後によくある質問とまとめを置いていますので、気になる項目から読み進めていただいてかまいません。以下で紹介する日程・検定料などの数値は、直近の募集要項をもとにしていますが、年度により変更される可能性があります。最終的な出願判断は、必ず大学公式サイトで公開される最新の入学試験要項に基づいて行ってください。

編入学試験の対象は3学部7学科

跡見学園女子大学の編入学試験・学士入学試験の対象は、文学部・マネジメント学部・観光コミュニティ学部の3学部7学科です。学科まで細かく挙げると、対象は次のとおりです。

  • 文学部:人文学科、現代文化表現学科、コミュニケーション文化学科
  • マネジメント学部:マネジメント学科、生活環境マネジメント学科
  • 観光コミュニティ学部:観光デザイン学科、まちづくり学科

文学部が3学科、マネジメント学部が2学科、観光コミュニティ学部が2学科で、合計7学科が編入学試験の対象になっています。編入学試験と学士入学試験は、対象学部・学科・日程・試験内容・検定料がいずれも共通しており、違いは出願資格のみです(詳しくは後の章で述べます)。

対象学部・学科の確認について、志望者が意識したいことを対比で整理します。

  • すべきこと:志望する学科まで具体的に指定して、それが編入学試験の対象になっているかを最優先で確認する
  • してはいけないこと:後述する心理学部のように、対象外の学部・学科を「実施されているはず」と思い込むこと

たとえば「人文系を学びたい」という人は文学部の人文学科や現代文化表現学科、「経営やビジネスに関心がある」という人はマネジメント学部、「観光やまちづくりを学びたい」という人は観光コミュニティ学部、というように、自分の関心に合う学科が対象に含まれているかをまず確認しましょう。試験場は文京キャンパスで実施されます。志望学部が決まっている場合でも、その学部の中のどの学科が編入学試験の対象になっているかを、出願前に募集要項で一つひとつ照らし合わせて確認しておくと安心です。

心理学部臨床心理学科は編入学試験の対象外

跡見学園女子大学の編入学試験で、特に注意が必要なのが心理学部臨床心理学科は編入学試験を実施していないという点です。跡見学園女子大学には心理学部が設置されていますが、編入学試験・学士入学試験の対象には含まれていません。心理学を学びたいと考えて跡見学園女子大学の編入を検討していた場合、この点を見落とすと出願自体ができないことになります。

なぜ心理学系の学科が編入対象になりにくいのかというと、心理系(特に臨床心理)の課程は、資格に関わる科目や実習が体系的に積み上げられており、途中年次からの編入では所定の要件を満たすのが難しいケースがあるためと考えられます(実際の理由は大学の判断によります)。いずれにせよ、志望者にとっては「心理学部は対象外」という事実を早く知っておくことが重要です。

心理学を志望していた場合に取るべき行動を対比で整理します。

  • すべきこと:心理系を学びたい場合は、編入学試験を実施している他大学の心理系学部を早めに調べ、志望校を見直す
  • してはいけないこと:跡見学園女子大学の心理学部が編入対象だと思い込んだまま準備を進め、出願段階で気づくこと

たとえば「心理学に関心はあるが、人間や文化・コミュニケーションを幅広く学ぶ形でもよい」という場合には、跡見学園女子大学の文学部(人文学科やコミュニケーション文化学科など)が選択肢になる可能性もあります。志望動機の核が「心理臨床の専門家になること」なのか「人や文化への関心」なのかを整理し、それに合った学部・大学を選ぶことが大切です。対象外の学部を志望していたと後で気づかないよう、出願前に必ず対象学部・学科を確認してください。

編入学試験は年2回、Ⅰ期・Ⅱ期で実施

跡見学園女子大学の編入学試験の大きな特徴が、Ⅰ期・Ⅱ期の年2回実施される点です。多くの大学の編入試験が年1回であるのに対し、年2回のチャンスがあることは志望者にとって心強いポイントです。直近の募集要項を例にとると、次のようなスケジュールで実施されています(消印有効・時刻等は要項による)。

区分出願期間試験日合格発表
Ⅰ期11月下旬〜12月上旬12月中旬12月中旬
Ⅱ期1月下旬〜2月上旬2月中旬2月中旬

より具体的には、ある年度の要項では、Ⅰ期が出願11月25日〜12月8日・試験12月14日・合格発表12月18日、Ⅱ期が出願1月26日〜2月4日・試験2月12日・合格発表2月14日というスケジュールでした。具体的な日付は年度により前後するため、必ず出願する年度の最新要項で確認してください。

年2回制をどう活かすかについて、意識したいことを対比で整理します。

  • すべきこと:まずⅠ期を第一の受験機会と位置づけて準備し、結果次第でⅡ期に再挑戦できるよう対策を継続する
  • してはいけないこと:「Ⅱ期があるから」とⅠ期の準備を軽く見て、両方とも中途半端な状態で臨むこと

たとえば、Ⅰ期で残念な結果だったとしても、そこで得た手応えや反省を踏まえてⅡ期に再挑戦できます。小論文で書き切れなかったテーマや、口述試験でうまく答えられなかった質問を分析し、約2か月後のⅡ期に向けて改善する、という戦い方が可能です。年2回のチャンスは、あくまで「準備を積み重ねた人」にとって有利に働くものだと理解しておきましょう。

出願資格と「学士入学試験」との違い

跡見学園女子大学は女子大学のため、編入学試験の出願資格は女子に限定されています。そのうえで、編入学試験の出願資格は、短期大学卒業者、高等専門学校卒業者、専修学校の専門課程修了者など「法令に定める大学入学資格を有する女子」とされています(いずれも卒業・修了見込みを含みます)。

  • 短期大学卒業者(見込み含む)
  • 高等専門学校卒業者(見込み含む)
  • 専修学校の専門課程修了者(見込み含む)

ここで理解しておきたいのが、編入学試験とは別に用意されている「学士入学試験」との違いです。学士入学試験は、四年制大学を卒業した者・卒業見込みの者を対象とする試験です。編入学試験と学士入学試験は、対象学部・学科・日程・試験内容・検定料がすべて共通で、異なるのは出願資格(対象者)だけです。

試験主な出願対象
編入学試験短大・高専・専修学校専門課程の卒業(見込)者など
学士入学試験四年制大学の卒業(見込)者

出願資格に関して意識したいことを対比で整理します。

  • すべきこと:自分の学歴が編入学試験と学士入学試験のどちらに該当するかを確認し、正しい区分で出願する
  • してはいけないこと:四年制大学卒業者が編入学試験の枠で出願するなど、区分を取り違えること

たとえば、短期大学を卒業(見込み)の人は編入学試験、四年制大学を卒業(見込み)の人は学士入学試験、という区分になります。試験の内容自体は共通なので、対策の中身は変わりませんが、出願の際にどちらの区分に当てはまるかを間違えないようにしましょう。判断に迷う場合は、大学の入試担当窓口に確認するのが確実です。

試験科目は小論文と口述試験のみ(学力試験なし)

跡見学園女子大学の編入学試験・学士入学試験の最大の特徴が、試験科目です。試験は筆記試験(小論文・60分)と口述試験(20分)で構成され、英語や専門科目といった、いわゆる学力試験は課されません。この「学力試験がない」という点は、他大学の編入試験と比べて大きな違いであり、対策の方向性を決める重要な情報です。

学力試験がないということは、暗記中心の受験勉強ではなく、文章で考えを論理的に表現する力(小論文)と、自分の考えを口頭で説明する力(口述試験)が問われるということです。この2つの力は、短期間の詰め込みでは身につきにくく、日頃の思考の習慣が結果に表れやすい分野でもあります。裏を返せば、暗記が得意でない人でも、日頃から物事を考え、自分の意見を持つ習慣を続けていれば、着実に力を伸ばせる試験だともいえます。学力試験がないという特徴は、これまでの学びや経験を活かして「考える力・伝える力」で勝負したい人にとって、むしろ挑戦しやすい制度だと捉えることができます。

試験科目の特徴をふまえた対策で意識したいことを対比で整理します。

  • すべきこと:小論文対策と口述試験対策の両方をバランスよく準備する。志望分野に関する時事的なテーマについて日頃から自分の意見をまとめておく
  • してはいけないこと:小論文の書き方だけに偏り、口述試験(面接に近い形式)の準備を後回しにすること

たとえば「小論文は書けるが、面接で自分の考えをうまく話せない」という人は少なくありません。逆に「話すのは得意だが、文章にまとめるのが苦手」という人もいます。小論文と口述試験は、いずれも「自分の考えを筋道立てて表現する」という共通の土台の上にありますが、書く力と話す力は別々に鍛える必要があります。学力試験がないからこそ、この2つの表現力の準備に集中できるのが、跡見学園女子大学編入の対策の特徴だといえます。

検定料と出願方法(紙媒体での出願)

跡見学園女子大学の編入学試験・学士入学試験の検定料は35,000円です(直近の募集要項による)。金額は年度により変わる可能性があるため、最新要項で確認してください。検定料は編入学試験・学士入学試験で共通です。

出願方法について注意したいのが、跡見学園女子大学の一般選抜などがWEB出願であるのに対し、編入学試験・学士入学試験の出願は紙媒体で行う点です。紙の願書は資料請求フォームなどから取り寄せる必要があります。WEB出願に慣れていると見落としがちなポイントなので、出願準備の早い段階で願書の取り寄せ方法を確認しておきましょう。

出願準備で意識したいことを対比で整理します。

  • すべきこと:紙の願書・要項を早めに取り寄せ、必要書類(卒業見込証明書・成績証明書など)の準備と合わせて計画的に進める
  • してはいけないこと:WEB出願だと思い込み、願書の取り寄せに時間がかかることを見落として締切に間に合わなくなること

たとえば、在籍している短大や大学に卒業見込証明書・成績証明書を発行してもらうには数日かかることがあります。願書の取り寄せと証明書の手配を並行して進め、出願期間(消印有効)に余裕をもって郵送できるようスケジュールを組みましょう。出願方法の詳細や必要書類は年度により変わるため、必ず最新の入学試験要項で確認してください。

小論文対策:論理的に考えを組み立てる

跡見学園女子大学編入の合否を大きく左右するのが、筆記試験である小論文(60分)です。学力試験がない分、小論文で「考える力」「まとめる力」をどれだけ示せるかが重要になります。小論文は、あるテーマについて自分の意見を、根拠を示しながら論理的に述べる試験です。60分という限られた時間で、序論・本論・結論の構成を整えて書き切る力が求められます。

小論文対策で意識したいことを対比で整理します。

  • すべきこと:序論・本論・結論の型を身につけ、志望分野に関連するテーマで実際に何本も書いて添削を受ける。時間を計って60分で書き切る練習を重ねる
  • してはいけないこと:知識を並べるだけで自分の意見が示せない、あるいは結論が曖昧なまま字数を埋めるだけの文章を書くこと

たとえば、観光コミュニティ学部を志望するなら「地域の観光振興と住民生活の両立」、マネジメント学部なら「働き方の多様化と企業経営」、文学部なら「現代社会における文化やコミュニケーションのあり方」といったテーマが考えられます。こうしたテーマについて、日頃からニュースや書籍に触れ、「自分はどう考えるか」「その根拠は何か」を言語化しておくと、本番で書くべき中身に困りません。小論文は、書いた文章を第三者に添削してもらうことで飛躍的に上達します。独学で書きっぱなしにするのではなく、論理の飛躍や根拠の不足を指摘してもらう機会を持つことが、合格レベルの答案に近づく近道です。

口述試験対策:小論文と一貫性をもたせる

もう一つの試験科目が口述試験(20分)です。口述試験は面接に近い形式で、志望理由や編入後に学びたいこと、これまでの学びなどが問われると考えられます。20分という時間の中で、自分の考えを口頭で筋道立てて説明する力が求められます。小論文が「書いて表現する力」なら、口述試験は「話して表現する力」であり、両者は密接に関わっています。

口述試験対策で意識したいことを対比で整理します。

  • すべきこと:志望理由や学びたいことを声に出して説明する練習を重ね、小論文で書いた内容や志望理由書と矛盾しないよう一貫性をもたせる
  • してはいけないこと:答えを丸暗記して棒読みになること。想定外の質問に「わかりません」で終わり、考える姿勢を示せないこと

たとえば「編入後に一番学びたいことは何ですか」と問われたとき、志望理由書や小論文で示した関心と一致した答えを、具体的な例を挙げて話せると説得力が増します。口述試験は、想定問答を用意するだけでなく、実際に人前で話す練習を重ねることが上達につながります。家族や先生、専門家に模擬面接をお願いし、話し方・内容の両面から助言をもらうと効果的です。特に、自分では気づきにくい話の癖や、質問に対する答えのずれは、第三者に指摘してもらうことで改善が早まります。想定される質問には、志望理由や学びたいことのほかに、「なぜ女子大学なのか」「なぜ編入という道を選んだのか」「これまでの学びで力を入れたことは何か」といった、あなた自身の経験や考えを問うものも含まれます。こうした問いに対して、具体的なエピソードを交えて自分の言葉で答えられるよう、事前に頭の中を整理しておきましょう。第一印象や受け答えの態度も評価に関わるため、入退室のマナーや身だしなみも整えておきましょう。小論文で書いた考えを口述試験で肉付けして語れるようになれば、2つの試験科目が互いを補強し合い、総合的な評価が高まります。

文学部志望者の対策:人文・文化・言語への関心

文学部(人文学科・現代文化表現学科・コミュニケーション文化学科)を志望する場合、小論文・口述試験ともに、人文・文化・言語・コミュニケーションに関するテーマへの関心と理解が問われる方向性と考えられます。文学部は3学科が対象で、それぞれ扱う領域が異なるため、志望する学科の特色を理解しておくことが大切です。

文学部志望者が意識したいことを対比で整理します。

  • すべきこと:文学・歴史・文化・現代社会・コミュニケーションに関する話題について、日頃から自分の考えをまとめる習慣をつける。志望学科の学びの内容を調べる
  • してはいけないこと:漠然と「文学が好き」という動機にとどまり、学科ごとの特色や学びたいテーマを具体化しないこと

たとえば人文学科なら文学・歴史・思想などへの関心、現代文化表現学科なら現代の文化や表現への関心、コミュニケーション文化学科なら言語やコミュニケーションへの関心、というように、志望学科と自分の興味を結びつけて語れるようにしておきます。小論文で「現代社会における言葉の役割」といったテーマが出た場合にも、日頃の思考の蓄積があれば、自分なりの視点で論を組み立てられます。志望学科の学びの内容は大学公式サイトで確認し、志望理由書・口述試験に反映させましょう。

マネジメント学部志望者の対策:経営・生活環境の視点

マネジメント学部(マネジメント学科・生活環境マネジメント学科)を志望する場合は、経営・ビジネス・生活環境に関するテーマへの関心が問われる方向性と考えられます。マネジメント学科は経営やビジネス全般、生活環境マネジメント学科は暮らしや環境に関わるマネジメントを扱う学科です。

マネジメント学部志望者が意識したいことを対比で整理します。

  • すべきこと:企業経営・働き方・消費・地域経済・生活環境などの話題について、新聞やニュースで情報を集め、自分の意見を論理的に説明できるようにする
  • してはいけないこと:ビジネス用語を並べるだけで、自分がなぜその分野を学びたいのかを語れないままにすること

たとえば「働き方の多様化」「地域経済の活性化」「持続可能な消費と生活」といったテーマについて、現状・課題・自分の考えを整理しておくと、小論文でも口述試験でも応用が利きます。マネジメント系のテーマは時事的な要素が強いため、日頃から社会の動きに関心を持ち、身近な例と結びつけて考える習慣をつけることが有効です。生活環境マネジメント学科を志望するなら、暮らしや環境の視点から社会を捉える姿勢を示せると、志望動機に説得力が生まれます。

観光コミュニティ学部志望者の対策:観光・まちづくり

観光コミュニティ学部(観光デザイン学科・まちづくり学科)を志望する場合は、観光・地域・まちづくりに関するテーマへの関心が問われる方向性と考えられます。観光デザイン学科は観光の企画・デザイン、まちづくり学科は地域社会やコミュニティづくりを扱う学科です。

観光コミュニティ学部志望者が意識したいことを対比で整理します。

  • すべきこと:観光振興・地域活性化・まちづくり・コミュニティに関する話題について、具体的な事例を交えて自分の考えを述べられるようにする
  • してはいけないこと:「旅行が好き」という理由だけにとどまり、観光や地域を学問として捉える視点を持たないこと

たとえば「観光による地域振興と住民生活の両立」「持続可能な観光」「地域コミュニティの再生」といったテーマについて、成功事例や課題を調べ、自分なりの意見を組み立てておくと、小論文・口述試験の両方に活かせます。観光やまちづくりは、身近な地域の事例を題材にしやすい分野です。自分の出身地や関心のある地域を例に、観光や地域づくりの課題を考えておくと、具体性のある答案・受け答えができるようになります。

志望理由書・出願書類の準備

跡見学園女子大学の編入学試験では、出願にあたって志望理由書をはじめとする書類の提出が求められます(必要書類の詳細は最新要項で確認してください)。志望理由書は、口述試験の土台となる重要な資料です。口述試験では志望理由書の内容をもとに質問される可能性が高いため、書いた内容と話す内容に一貫性をもたせることが、合格に向けた大きなポイントになります。

志望理由書の準備で意識したいことを対比で整理します。

  • すべきこと:これまでの学びと跡見学園女子大学で学びたいことを具体的なテーマで結びつけて書き、小論文・口述試験と矛盾しない内容にする
  • してはいけないこと:「学びを深めたい」といった抽象的な表現だけで終わらせ、他大学でも通用する内容にとどめること

たとえば観光コミュニティ学部を志望するなら、「短大で学んだ◯◯をきっかけに地域の観光に関心を持ち、跡見学園女子大学の観光デザイン学科で観光の企画・デザインを体系的に学びたい」というように、きっかけ・志望学科・学びたい内容を一本の線でつなぎます。志望理由書は下書きを何度も練り直し、第三者に読んでもらって具体性が伝わるかを確認してから清書することをおすすめします。証明書類(卒業見込証明書・成績証明書など)は発行に時間がかかることがあるため、出願期間の前から在籍校へ依頼しておきましょう。

年2回のチャンスをどう活かすか

跡見学園女子大学編入の大きな魅力である年2回(Ⅰ期・Ⅱ期)のチャンスを、どう戦略的に活かすかを整理します。年2回あるということは、Ⅰ期の結果を踏まえてⅡ期に再挑戦できるだけでなく、他大学の編入試験と組み合わせた受験計画も立てやすいということです。

年2回制を活かす戦略で意識したいことを対比で整理します。

  • すべきこと:Ⅰ期を第一の機会と位置づけて全力で準備し、Ⅰ期の反省をⅡ期に活かすPDCAを回す。小論文・口述の対策を継続する
  • してはいけないこと:Ⅱ期に頼ってⅠ期の準備を軽視すること。逆にⅠ期で不合格だったからと、Ⅱ期の前に対策をやめてしまうこと

たとえば、Ⅰ期の小論文で「時間内に結論まで書き切れなかった」という反省があれば、Ⅱ期までの約2か月で時間配分の練習を重ねます。口述試験で「志望動機を深く語れなかった」なら、志望理由書を練り直し、想定問答を増やして臨みます。年2回制は、対策を継続できる人にとって大きなアドバンテージになります。なお、Ⅰ期・Ⅱ期の併願可否など制度の細部は、最新の入学試験要項で確認してください。跡見学園女子大学を第一志望としつつ、他大学の編入試験も視野に入れる場合は、それぞれの日程・科目・出願資格を確認し、無理のない受験計画を立てましょう。

対策スケジュールと独学・専門サポートの選び方

跡見学園女子大学編入を目指す場合の準備の流れを整理します。編入学試験はⅠ期が12月、Ⅱ期が2月に実施されるため、遅くとも秋口までには本格的な対策を始めておきたいところです。小論文と口述試験は短期間の詰め込みが効きにくいため、早めに着手することが大切です。

  • 夏〜初秋:志望学部・学科の確認、小論文の型の習得、志望分野のテーマ研究、志望理由書の作成開始
  • 秋:小論文の実戦演習(添削)、口述試験の想定問答づくり、証明書類・願書の手配
  • Ⅰ期直前(11〜12月):模擬面接、時間を計った小論文演習、志望理由書の完成
  • Ⅰ期後〜Ⅱ期(1〜2月):Ⅰ期の反省を踏まえた改善、Ⅱ期に向けた継続対策

独学と専門家のサポートのどちらを選ぶかは、それぞれの向き・不向きを踏まえて判断するとよいでしょう。

  • 独学が向いている場合:小論文を自分で書いて客観的に見直せる人、志望動機を自分で掘り下げられる人
  • 専門家のサポートが向いている場合:小論文の添削や模擬面接で第三者の視点が欲しい人、限られた期間で効率よく仕上げたい人

跡見学園女子大学の編入試験は小論文と口述試験が中心であり、どちらも「他者からのフィードバック」で大きく伸びる分野です。独学でも不可能ではありませんが、小論文の添削や模擬面接を通じて客観的な視点を取り入れることで、対策の精度を高められます。特に、自分では気づきにくい論理の飛躍や、口述試験での話し方の癖は、第三者に見てもらうことで改善が早まります。

編入後の学びとキャンパスを見据える

編入学は「入ること」がゴールではなく、編入後の学びを充実させ、卒業・進路へとつなげることが本当の目標です。跡見学園女子大学の編入対象学部は、文京キャンパスなどで学ぶことになり、都心に近い立地は学びや就職活動の面でも利点があります。編入後のイメージを持っておくことは、志望理由書や口述試験の説得力を高めるだけでなく、入学後のミスマッチを防ぐことにもつながります。

編入後を見据えるうえで意識したいことを対比で整理します。

  • すべきこと:編入後の履修計画・ゼミ・卒業後の進路まで具体的にイメージし、志望動機の一部として語れるようにする
  • してはいけないこと:「編入できれば何とかなる」と考え、編入後の2年間の学びの重さを軽く見ること

たとえば「編入後は◯◯のゼミで学び、学んだ専門を活かして△△の分野に進みたい」というように、入学後から卒業後までの道筋を描けていると、口述試験での受け答えにも一貫性が生まれます。編入生は在学期間が限られるため、早い段階で目標を定め、必修科目やゼミの選択を計画的に進めることが求められます。志望する学科で何を学べるのかを大学公式サイトで確認し、自分の関心・目標と結びつけて志望理由を固めておきましょう。先を見据えた準備が、合格後の充実した学生生活につながります。

そもそも編入学とは?一般選抜・総合型選抜との違い

対策を始める前に、「編入学」という制度そのものを一般選抜・総合型選抜と比較して理解しておくと、跡見学園女子大学編入の対策の方向性が明確になります。編入学は、高校卒業後にいったん短期大学・高等専門学校・専修学校・四年制大学などで学んだ人が、その学びを土台にして途中年次から大学に入り直す制度です。一般選抜が高校範囲の学力を幅広く問うのに対し、跡見学園女子大学の編入学試験は小論文と口述試験で、志望分野への関心と自分の考えを表現する力が中心に問われます。

3つの入試方式の違いを整理すると、次のようになります。

方式主な対象問われる力
一般選抜高校卒業(見込)者高校範囲の学力(複数教科)
総合型選抜高校卒業(見込)者意欲・適性・書類・面接など
編入学試験(跡見)短大・高専・専修学校卒(見込)者など小論文・口述試験(学力試験なし)

この違いを理解しておくと、対策の焦点が定まります。跡見学園女子大学編入で意識したいことを対比で整理します。

  • すべきこと:一般選抜のように多教科を勉強するのではなく、小論文・口述試験と志望動機の掘り下げに集中して準備する
  • してはいけないこと:一般選抜の勉強法をそのまま持ち込み、暗記中心の学習に時間を使ってしまうこと

たとえば「短大で学んだ分野をより深めたい」「別の分野に転じて学び直したい」という人にとって、学力試験のない跡見学園女子大学の編入学試験は挑戦しやすい制度です。ゼロから受験勉強をやり直すのではなく、これまでの学びや経験をもとに、自分の考えを小論文・口述試験でどう表現するかが勝負になります。編入学の位置づけを理解したうえで、跡見学園女子大学ならではの試験科目に合わせた準備を進めましょう。

編入後の単位認定と2年間の学び

編入学は3年次からの入学となるのが一般的で、卒業までの在学期間は原則2年間です。この2年間で卒業要件を満たす必要があるため、編入前に修得した単位がどの程度認定されるかは、志望者にとって気になるところです。一般に、編入学では前籍校で修得した単位の一部が、大学の基準に従って認定される仕組みがあります(認定される単位数・範囲は大学・学部により異なります)。跡見学園女子大学における単位認定の詳細は、合格後のオリエンテーションや募集要項・大学の案内で確認してください。

2年間の学びを見据えるうえで意識したいことを対比で整理します。

  • すべきこと:編入後の履修計画やゼミ選択をあらかじめイメージし、限られた2年間で何を学ぶかを具体化しておく
  • してはいけないこと:「編入すれば残り2年は余裕がある」と考え、必修科目やゼミの負担を見誤ること

たとえば、編入後すぐにゼミや専門科目が始まることを想定し、志望学科でどんな学びが待っているのかを事前に調べておくと、入学後にスムーズに学びをスタートできます。編入は「残り2年で専門を仕上げる」挑戦でもあるため、志望段階から編入後の学びを見据えておくことが、充実した学生生活につながります。単位認定や履修に関する不明点は、合格後に大学へ確認するのが確実です。

出願準備のチェックリストとよくある失敗

最後に、出願準備の段階でつまずきやすいポイントを、チェックリストとよくある失敗の形で整理します。跡見学園女子大学の編入学試験は、対象学部の限定や紙媒体での出願など、見落としやすい点があるため、準備の抜け漏れを防ぐことが大切です。出願前に次の項目を確認しておきましょう。

  • 志望する学科が編入学試験の対象(3学部7学科)に含まれているか(心理学部は対象外)
  • 自分が編入学試験と学士入学試験のどちらの対象か
  • 紙の願書・要項を取り寄せたか
  • 証明書類(卒業見込・成績など)の発行を在籍校へ依頼済みか
  • 志望理由書を作成し、小論文・口述試験と一貫させているか
  • 出願期間(消印有効)に余裕をもって郵送できるスケジュールか
  • 検定料の支払い方法・締切を確認したか

編入試験でありがちな失敗と、その回避策を対比で整理します。

  • 失敗例:心理学部を志望していたが対象外だった → 回避策:最初に対象学部・学科を確認する
  • 失敗例:WEB出願だと思い込み、願書の取り寄せが間に合わない → 回避策:紙媒体での出願であることを把握し早めに願書を取り寄せる
  • 失敗例:小論文対策に偏り、口述試験の準備が手薄になる → 回避策:小論文と口述を並行して準備する
  • 失敗例:志望理由書と口述試験の内容が食い違う → 回避策:志望理由書を口述試験の台本の土台として練り込む

たとえば「小論文はしっかり練習したのに、口述試験で志望動機をうまく語れなかった」というのは、編入試験で非常に多い失敗パターンです。跡見学園女子大学では小論文と口述試験が合否を分ける以上、両方を車の両輪として準備することが欠かせません。早い時期から準備計画を立て、抜け漏れのない出願を目指しましょう。

対策にかける時間と学習計画の立て方

跡見学園女子大学編入に向けて、どれくらいの期間・時間をかけて準備すればよいのかは、多くの志望者が気になるところです。試験がⅠ期12月・Ⅱ期2月に実施されることを考えると、少なくとも数か月前、できれば夏〜秋から計画的に取り組むのが現実的です。小論文と口述試験は、短期間の詰め込みでは伸ばしにくいため、早めの着手が効果的です。

学習計画を立てるうえで意識したいことを対比で整理します。

  • すべきこと:試験日から逆算して週単位・月単位の目標を設定し、テーマ研究・小論文演習・口述練習・志望理由書を並行して進める
  • してはいけないこと:得意な作業ばかりに時間をかけ、苦手な小論文や口述の練習を後回しにすること

たとえば、平日は志望分野のテーマ研究やニュースのチェックを中心に据え、週末に小論文を1本書いて添削を受け、口述の想定問答を練習する、といった配分が考えられます。学習計画は一度立てて終わりではなく、書いた小論文の添削結果や模擬面接のフィードバックをもとに、定期的に見直すことが大切です。特に、小論文で「論理が飛躍している」「結論が弱い」といった弱点が見つかったら、書き方の型から見直します。限られた期間で成果を出すには、自分の弱点を早く把握し、優先的に強化することが近道です。計画づくりや弱点の把握が難しいと感じる場合は、編入に詳しい第三者に相談し、客観的な視点を取り入れると効率が上がります。

小論文の頻出テーマと日頃の情報収集

小論文で安定して力を発揮するには、日頃からの情報収集とテーマ研究が欠かせません。跡見学園女子大学の編入学試験は志望学部ごとに関心分野が異なるため、志望学部に関連するテーマを中心に、幅広く社会の動きに目を向けておくことが有効です。学力試験がない分、小論文の中身の質が合否に直結します。

学部別に、小論文で扱われそうなテーマの方向性を例示すると次のようになります(あくまで一例であり、実際の出題は年度により異なります)。

  • 文学部:言葉・文化・コミュニケーション・現代社会のあり方、読書や表現をめぐる話題など
  • マネジメント学部:働き方・企業経営・消費・地域経済・生活環境をめぐる話題など
  • 観光コミュニティ学部:観光振興・地域活性化・まちづくり・持続可能な社会をめぐる話題など

情報収集で意識したいことを対比で整理します。

  • すべきこと:新聞やニュース、書籍で志望分野の話題に触れ、「現状・課題・自分の考え」をセットでメモする習慣をつける
  • してはいけないこと:情報を受け身で読むだけで、自分の意見や根拠を言語化しないままにすること

たとえば観光に関するニュースを読んだら、「なぜこの問題が起きているのか」「自分ならどう考えるか」「その根拠は何か」を短くメモしておきます。こうしたメモの蓄積が、本番の小論文で書くべき中身の引き出しになります。テーマを丸暗記するのではなく、どんなテーマが来ても自分の視点で考えられる「思考の型」を身につけることが、小論文で安定した評価を得るコツです。日々の積み重ねが、60分という限られた時間での答案の質を大きく左右します。

併願と受験計画の立て方

跡見学園女子大学の編入学試験は年2回(Ⅰ期・Ⅱ期)実施されるため、これを軸に他大学の編入試験と組み合わせた受験計画を立てやすいのが利点です。編入試験は大学ごとに試験科目・日程・出願資格が大きく異なるため、併願する場合は、それぞれの特徴を踏まえて無理のない計画を組むことが重要になります。

受験計画を考えるうえで意識したいことを対比で整理します。

  • すべきこと:跡見学園女子大学を本命または軸の受験機会と位置づけ、志望分野を統一して小論文・面接対策を共通化する
  • してはいけないこと:併願校を増やしすぎて、それぞれの試験科目(専門科目・英語など)の対策が分散し、どれも中途半端になること

たとえば「文化やコミュニケーションを学びたい」という軸があるなら、跡見学園女子大学の文学部を受験しつつ、同分野を学べる他大学の編入試験を併願する、という計画が考えられます。ただし、他大学では小論文だけでなく専門科目や英語の筆記が課される場合も多く、その場合は追加の対策が必要になります。跡見学園女子大学のように小論文・口述のみの大学と、学力試験のある大学を併願する場合は、それぞれの準備量を見積もったうえで計画を立てましょう。併願先の出願資格・科目・日程は、必ず各大学の最新要項で確認してください。

合格後の入学手続と学費の注意点

編入学試験に合格した後は、決められた期限までに入学手続を行う必要があります。跡見学園女子大学の編入学試験は、合格発表から入学手続期限までの期間が比較的短い日程で設定されているため、合格後の動きも事前に把握しておくことが大切です。入学手続では、入学金をはじめとする納入金の支払いが求められます。

入学手続・学費に関して意識したいことを対比で整理します。

  • すべきこと:合格発表後すぐに動けるよう、入学手続の期限・納入金の額・支払い方法を出願段階で確認しておく
  • してはいけないこと:合格してから初めて学費や手続期限を調べ始め、短い手続期間に慌てること

たとえば、Ⅰ期で合格した場合は年内に入学手続を進めることになり、Ⅱ期で合格した場合は2月中に手続を行うことになります(具体的な期限は年度により異なります)。編入学は原則2年間の在学となるため、学費についても2年間でどの程度かかるのかを見通しておくと、進学後の生活設計が立てやすくなります。金額や手続の詳細は年度により変わるため、必ず出願する年度の最新の募集要項・入学手続要項で確認してください。合格という結果を確実に入学へつなげるためにも、手続面の準備を軽視しないようにしましょう。

跡見学園女子大学の各学部で学べること

志望動機を深めるためにも、編入先で何を学べるのかを知っておくことは重要です。跡見学園女子大学の編入対象学部で学べる内容の概要を整理します(詳細は大学公式サイトの学部・学科紹介で確認してください)。学びの内容を理解することは、小論文や口述試験、志望理由書の説得力を高めることにも直結します。

  • 文学部:人文学科・現代文化表現学科・コミュニケーション文化学科があり、文学・歴史・文化・現代の表現・言語やコミュニケーションなどを幅広く学べます。人や文化への関心を深めたい人に向いています
  • マネジメント学部:マネジメント学科・生活環境マネジメント学科があり、経営・ビジネスや、暮らし・環境に関わるマネジメントを学びます。社会や組織の仕組みを実践的に学びたい人に向いています
  • 観光コミュニティ学部:観光デザイン学科・まちづくり学科があり、観光の企画・デザインや、地域社会・コミュニティづくりを学びます。地域や観光に関心がある人に向いています

学べる内容を知る意義を対比で示します。

  • すべきこと:学部・学科の特色を調べ、自分の学びたいことと合致しているかを確認したうえで志望理由書・口述試験に落とし込む
  • してはいけないこと:大学名や女子大学という枠組みだけで志望を決め、学べる内容と自分の関心のずれに気づかないまま出願すること

たとえば「地域や観光に貢献したい」という目標があるなら観光コミュニティ学部、「文化や言葉を深く学びたい」なら文学部、というように、卒業後の展望と学びの内容を結びつけて志望を固めると、志望理由書にも説得力が生まれます。編入は残り2年で専門を仕上げる制度だからこそ、学べる内容と自分の目標の一致が重要になります。志望学科の学びを具体的に知ることが、合格に向けた第一歩です。

試験当日の流れと心構え

試験当日は、小論文(筆記・60分)と口述試験(20分)が実施されます。学力試験がないとはいえ、限られた時間で自分の力を出し切るには、当日の流れをイメージし、落ち着いて臨む心構えが大切です。試験場は文京キャンパスで、当日は時間に余裕をもって到着できるよう、事前に会場までのアクセスを確認しておきましょう。

当日に向けて意識したいことを対比で整理します。

  • すべきこと:小論文は最初に構成(序論・本論・結論)を組み立ててから書き始め、時間配分を意識する。口述試験では結論から簡潔に答え、根拠を添える
  • してはいけないこと:小論文でいきなり書き始めて途中で論点がぶれること。口述試験で質問の意図を確認せずに的外れな回答をすること

たとえば小論文では、最初の数分で書く内容の骨組みをメモにまとめ、残りの時間で本文を書き上げると、論理の一貫した答案になりやすくなります。口述試験では、緊張して早口になりがちですが、落ち着いて相手の質問をよく聞き、結論から述べることを意識しましょう。もし答えに詰まっても、「少し考えます」と一呼吸置いてから答える姿勢は、決してマイナスにはなりません。日頃の練習で身につけた「考えて表現する力」を、当日は落ち着いて発揮することが何より大切です。前日は無理に詰め込まず、体調を整えて試験に臨みましょう。

女子大学で学ぶという選択

跡見学園女子大学は女子大学であり、出願は女子に限定されています。編入を検討するにあたっては、「女子大学で学ぶ」という環境そのものも、志望動機を考えるうえでの一つの視点になります。女子大学は、少人数での学びやきめ細かなサポート、リーダーシップを発揮しやすい環境などが特色として語られることが多く、こうした環境を積極的に選ぶ人もいます。

女子大学という選択について意識したいことを対比で整理します。

  • すべきこと:女子大学の学びの環境や、跡見学園女子大学ならではの特色を調べ、自分が求める学びと合っているかを確認する
  • してはいけないこと:環境の好みだけで判断し、肝心の学べる内容や試験科目への準備をおろそかにすること

たとえば「少人数の環境で専門を深めたい」「同じ志を持つ仲間と学びたい」といった希望があるなら、それを志望理由の一部として語ることもできます。ただし、志望動機の核はあくまで「その学部・学科で何を学びたいか」にあります。女子大学という環境は志望を後押しする要素として位置づけ、学びの中身と結びつけて語れるようにしておくとよいでしょう。環境と学びの両面から跡見学園女子大学を理解しておくことが、納得感のある志望と、説得力のある口述試験・志望理由書につながります。

よくある質問

Q. 心理学部に編入することはできますか?

A. できません。跡見学園女子大学の心理学部臨床心理学科は編入学試験を実施していません。心理系を志望する場合は、編入学試験を実施している他大学の心理系学部を検討する必要があります。人や文化・コミュニケーションへの関心が中心であれば、文学部などが選択肢になる可能性もあります。

Q. 試験科目は何ですか?学力試験はありますか?

A. 試験は筆記試験(小論文・60分)と口述試験(20分)で、英語や専門科目などの学力試験はありません。文章で考えを表現する力と、口頭で説明する力の両方が問われます。

Q. Ⅰ期とⅡ期の両方を受験できますか?

A. 編入学試験はⅠ期・Ⅱ期の年2回実施されます。併願可否など制度の細部は年度により異なる場合があるため、最新の入学試験要項で確認してください。Ⅰ期の結果を踏まえてⅡ期に再挑戦するという活用が可能です。

Q. 学士入学試験と編入学試験の違いは何ですか?

A. 出願資格(対象者)が異なります。編入学試験は短大・高専・専修学校専門課程の卒業(見込)者などが対象、学士入学試験は四年制大学の卒業(見込)者が対象です。対象学部・日程・試験内容・検定料は共通です。

Q. 検定料はいくらですか?出願はWEBですか?

A. 検定料は直近の募集要項で35,000円です。また、編入学試験・学士入学試験の出願は紙媒体で行い、願書を資料請求などで取り寄せる必要があります。一般選抜のWEB出願とは異なる点に注意してください。金額・方法は年度により変わる可能性があるため、最新要項で確認してください。

Q. 男性でも出願できますか?

A. できません。跡見学園女子大学は女子大学のため、出願は女子に限定されています。

Q. いつから対策を始めればよいですか?

A. 小論文と口述試験は短期間で身につけにくいため、遅くとも秋口までには本格的な対策を始めるのがおすすめです。Ⅰ期(12月)を第一の機会と位置づけ、志望分野のテーマ研究・小論文演習・志望理由書づくりを並行して進めましょう。

Q. 独学でも跡見学園女子大学編入は目指せますか?

A. 不可能ではありません。ただし小論文と口述試験はいずれも第三者のフィードバックで大きく伸びる分野です。専門家のサポートを受けて添削や模擬面接を重ねることで、対策の精度を高められます。

まとめ

跡見学園女子大学の編入学試験について、要点を3つに整理します。第一に、対象は文学部・マネジメント学部・観光コミュニティ学部の3学部7学科で、心理学部臨床心理学科は対象外である点に注意が必要です。第二に、編入学試験はⅠ期・Ⅱ期の年2回実施され、Ⅰ期の反省をⅡ期に活かせるチャンスがあります。第三に、試験科目は小論文(60分)と口述試験(20分)のみで学力試験がなく、文章力と口頭での表現力をバランスよく鍛え、志望理由書とも一貫させることが合格の鍵になります。

検定料は35,000円、出願は紙媒体で行うなど、一般選抜とは異なる点もあります。加えて、編入学試験とは別に四年制大学卒業者向けの学士入学試験も用意されており、両者は出願資格が異なるだけで試験内容・日程・検定料は共通です。自分の学歴がどちらの区分に当てはまるかを確認し、正しい枠で出願することも忘れないようにしましょう。小論文と口述試験はいずれも第三者のフィードバックで伸びやすい分野のため、志望理由書と一貫させながら、書く力と話す力を並行して磨いていきましょう。数値や日程は年度により変わるため、最終的な判断は必ず大学公式サイトの最新募集要項で確認してください。年2回のチャンスを最大限に活かすためにも、Ⅰ期を第一の機会と位置づけて早めに準備を始め、その経験をⅡ期に活かせるよう対策を継続することが理想です。まずは志望する学科が編入学試験の対象に含まれているかの確認から始めて、計画的に準備を進め、志望校合格に向けて早めに一歩を踏み出しましょう。

監修者:スプリング・オンライン家庭教師 編集部
執筆者:スプリング・オンライン家庭教師 編集部

この記事の監修・執筆者

春山 雅人スプリング・オンライン 大学編入指導講師

短期大学から筑波大学へ編入。その後、法学政治学研究科へ進学。自身の編入経験に基づく指導で、多数の大学編入試験合格者を輩出している。運営会社: 株式会社スプリングナレッジ(スプリング・オンライン家庭教師運営元)。運営者情報はこちら

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